■概要

 眼瞼けいれん

  両眼のまわりが同時に’ぴくぴく’動くなどの症状がみられます。
  
  原因は不明ですが、脳内のホルモンバランスの異常や、微小脳梗塞との関連が推定されています
  50〜70才代に多くみられ、男女で発症率に差はみられません

 顔面けいれん

  眼瞼けいれんと異なり、初期には片側の眼のまわりが’ぴくぴく’と動きます。症状が進むと
  鼻、口、首にまで’ぴくぴく’というけいれんが広がります
 
  前、後小脳動脈が頭蓋骨の内側で顔面神経を圧迫する事により起こる事が多いです
  50〜70才代に多くみられ特に女性に多くみられます

■治療法

 顔面神経ブロック

  耳の下のあたりを走る顔面神経に針を刺し麻痺させる事によりけいれんを一時的に止めるものです
  
  顔面けいれんに対して行われます。

  良く効けばけいれんは一時的に止まりますが顔面神経が麻痺しますので顔の一部が動かなくなったりします。
  また、効きが悪いとすぐ再発します。出血が起こったりする可能性もあります

 手術療法

  顔面けいれんでは主に脳外科で’頭蓋骨の一部をけずり、神経を圧迫している血管を引き離します。
  直接原因を除去するために有効率も高く、成功すれば再発もありません。
  手術による一般的なリスクに加え、顔面神経麻痺や聴力が無くなったりする可能性もあります

■まとめ

 目のまわりなどが’ぴくぴく’けいれんして日常生活に支障を与えるほどの症状がみられましたら、
 是非お早めに治療を開始される事をお奨めします
 
 手術療法は従来より行われてきた信頼できる治療法ですが、手術の適応がないと診断された場合などには
 是非ご相談下さい



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