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東京駅から約1時間15分、1,300円あまり、北総開発鉄道北総・公団線の終点、印旛日本医大駅前に’医科器械資料館’があります
北総開発鉄道は新しい路線のため、駅舎も個性的なものが多く、’印旛日本医大駅’もモダンな建物でした |
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医科器械資料館は印旛日本医大駅前からすぐ見え、歩いても三分と至近です |
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建物はもともと消防署だったものと思われ、赤色灯やシャッターなどが当時を偲ばせます
入場料金はなんと無料でした |
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入り口にはいきなり、日本の医療を支えたお宝の数々が出迎えてくれます
受付で訪問者台帳に名前を記入すると館内めぐりの始まりです |
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1階受付すぐ横の第1展示室には、ペースメーカーや人工心肺装置など主に心臓手術にまつわる品々が並ぶ |
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こんな写真も展示されていました
ここら辺が医学史を学ぶ醍醐味でしょうか?
昭和20年頃には、静脈内点滴注射も一般的ではなく、手術開始前に両大腿に等張液を500mlずつ皮下注射していた時代です |
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第1展示室の奥、昔消防車の車庫であったと想像できるスペースには手術台などの大型機械が展示されていました
写真はソ連製の’鉄の肺’。レアですね
この展示室には未だ分類されていない品々が置かれ、さながら宝箱といった趣です |
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2階に登ると顕微鏡などの精密医療機器を展示する第3展示室があります
小児科歴史マニア垂涎の保育器を展示する第4展室、モニターの歴史を展示する第5展示室があります |
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第6展示室を通り、とうとう目的とする麻酔器などを展示する第7展示室へ
写真は昔の蘇生用レサシテーター
第7展示室にはその他にも外科用手術器具など貴重な品々が展示されています |
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モートンが、彼自身の作成した麻酔器にエーテルを詰める写真などが展示されていました
麻酔の歴史好きにはたまらない医科器械資料館へ是非一度お尋ね下さい
医科器械資料館の開館日は残念ながら、平日の昼間のみです訪れる前には下記に電話し、開館時間をご確認下さい |