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エアウェイスコープを用いて気管挿管した喉頭蓋嚢胞患者の1症例 1国立病院機構 九州がんセンター 麻酔科 藤本 実1、栗原 雄二郎1、小河原 利帆子1、秋吉 浩美1、松元 成弘1、池田 真由美1、宿利 美保1 |
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喉頭蓋嚢胞でラリンゴマイクロ手術予定の患者に、喉頭蓋嚢胞の損傷を防止するためにエアウェイスコープを用いて麻酔導入をおこなった症例を経験した。【症例】73歳男性。身長170cm、体重60kg。2か月前の定期検診で胃カメラ施行時に喉頭部の腫瘤を指摘され、当院に紹介され受診した。喉頭蓋舌根面に約2cmの嚢胞、右破裂部に白色の隆起性腫瘤があった。【麻酔経過】入室時SpO2は98%で呼吸状態は安定していた。麻酔導入は酸素6L/min投与投与下にチアミラール250mgを投与しバッグマスクにて換気可能であることを確認して、サクシン60mgを投与した。エアウェイスコープで喉頭蓋嚢胞を観察しながら、気管挿管を行った。喉頭展開は問題なく、喉頭蓋嚢胞を損傷することはなかった。手術時間は1時間20分、麻酔時間は2時間40分であった。術後も呼吸状態は安定していた。【考察】エアウェイスコープは喉頭蓋を挙上できるので喉頭蓋嚢胞を損傷することがなかったと考えられる。また、複数の麻酔科医と情報を共有できるので安全に気管挿管が施行できた。 |